〜生体腎移植ドナーの想い〜

「ドナーとなってよかったかですって?もちろんですとも。
   …今23 歳になった息子は可愛い彼女も出来てまさに青春真っ盛りです。」(母から息子へ)

「手術当日の朝、息子より2時間早く手術室に入った私に、息子がくれたメールの「 ありがとう」の5文字は私の一生の宝物です。」(母から息子へ)

「なぜ神様は1個でいい腎臓を2個創ったのでしょうか?困っている人に分け与えるために創ったかも知れない!!」(夫から妻へ)
   
「絆〜生体腎移植ドナーの想い」発刊にあたって

 第5回ドナーの会の際に発行した記念冊子が,装いも新たに『絆−生体腎移植ドナーの想い』として発刊されました。

 この本は,より多くの皆様に生体腎移植ドナーの想いが届くようにという願いから作られたものです。日頃,ドナーとしてどのような心情をお持ちになって過ごしておられるのか,忌憚のないお気持ちを披露していただきたく企画いたしました。

 37名の方々からお寄せいただきました珠玉というべきお言葉であり心の声でもあります。また,名古屋第二赤十字病院医療スタッフとしてご尽力をいただいている栄養士,臨床心理士,看護師の皆様からも貴重なご意見をお寄せ頂きました。

 『絆−生体腎移植ドナーの想い』に掲載されたものが,生体腎移植ドナーの皆様方の総意を表しているとは必ずしも云えません。しかし,今後いろいろな立場,角度からドナーというものを理解しようとするとき,或は,将来新たにドナーになろうとする方々に対して,また移植をお考えのご家族の皆様にとりましては大なる参考,指針になるのではないかと思いますし,またそうあってほしいと願っております。お一人でも多くの皆様にこの本をお読みいただければ幸いと存じます。


    NPO法人日本移植未来プロジェクト
     生体腎移植「ドナーの会」代表 棚橋千珠子
         
     
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  「絆」のリーフレット(PDF)
             
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